宇津木監督ら世界大会優勝報告
(2012年8月2日)
金メダルは「42年ぶりの重さ」
先月カナダで行われたソフトボール女子世界選手権大会で42年ぶりに優勝を果たした日本代表チームとして出場した、ルネサス高崎と太陽誘電の選手らが、2日に高崎市役所を訪れ、富岡市長に優勝報告を行った。
宇津木麗華監督は「42年ぶりの金メダルを獲るには上野しかいなかった。上野はすごいと改めて感じました。オリンピックでソフトボールを復活させるためにも日本が優勝しなければなりませんでした。今回のチームが優勝した意義は大きいと思います」と大会を振り返った。
富岡市長は「ルネサス高崎と太陽誘電のソフトボールは高崎市民の誇りです」と優勝を讃えた。
宇津木監督は、富岡市長に金メダルを披露しながら「この金メダルには42年ぶりの重さがあります。日本はソフトボールのプライドを持っています」と語りました。
富岡市長が、「ソフトボール専用球場が高崎に必要ですね」と話しかけると、宇津木監督は「ぜひお願いします。高崎はソフトボールが強いですねと全国で言われています。4面あると国際大会が開けますので、世界中から高崎に集まってくると思います」と答えていた。
選手一行とともに市長を表敬した群馬県ソフトボール協会の南波和憲会長は「日本チームの主力が高崎に在住していることは大きな誇りです」とあいさつした。
訪問した選手は、宇津木麗華ヘッドコーチ。上野由岐子、峰幸代、大久保美紗、岩渕有美、関友希央、藤田倭、河野美里選手。