交通観測データから渋滞対策に取り組む
(2012年7月4日)
国土交通省高崎河川国道事務所
国土交通省高崎河川国道事務所は、交通観測データの分析等により効果的な渋滞対策の推進に取り組む考えを示した。
同所は、①「今後の高速道路のあり方中間とりまとめ(高速道路のあり方検討有識者委員会=平成23年12月)」で効率性を阻害する渋滞ボトルネック対策の重要性が指摘されたこと、②社会資本整備審議会道路分科会基本政策部会で渋滞対策を含め道路利用の適正化が議論されていること、③交通観測技術の進展・普及により、道路交通状況の詳細に係るデータが容易に取得可能となり観測環境に大きな改善が見られること-を踏まえ、「群馬県域移動性(モビリティ)・安全性向上検討委員会」で議論を始めるということです。
6月29日に検討委員会が開催され、今後、地域の渋滞箇所の素案の決定、パブリックコメントを含めた地域の渋滞箇所の決定を行い、ハード・ソフトを含めた対策を検討していく。