烏川右岸・寺尾地区の築堤工事を実施
(2012年6月1日)
高崎河川国道事務所24年度事業
国土交通省高崎河川国道事務所が、平成24年度の事業概要を示した。
平成24年度は、道路事業予算に68億3400万円、河川事業予算に5億8300万円が措置され、国道17号上武道路の前橋市上泉町から上細井町までの暫定開通、烏川の築堤工事などが主要事業に盛り込まれた。
高崎市内の事業としては、国道17号高松立体・並榎町区間の拡幅調査、国道17号・上並榎町、緑町区間及び国道18号・藤塚町区間の電線共同溝工事、烏川・寺尾地区の築堤工事が予定されている。
烏川の城南大橋から一本松橋にかけての右岸4・4kmの区間は堤防が無く、浸水を防ぐための対策が急がれていることから、寺尾地区、根小屋地区、下佐野地区の築堤工事を順次進めていく計画が示されており、24年度は、寺尾地区の用地買収と築堤工事が予定されている。
また、治水機能を維持するため、老朽化した河川管理施設などの応急対策として、菅沢樋管、石原第一樋管、山名樋管の修繕に伴う調査、設計を実施する予定。烏川、神流川、鏑川、碓氷川の管理区間では、堤防の維持管理や護岸補修を実施する。