「火事だ」と大きな声で/初期消火競技会
(2011年10月29日)
高崎地区危険物安全協会が28日に開催
高崎地区危険物安全協会は、28日に下豊岡グラウンドで、初期消火競技会を開催した。危険物に対する安全の再確認と防災意識の高揚をはかり、初期消火の技術向上をはかるのが目的。
消火器による個人競技と屋外消火栓からホースで放水する団体競技が行われ、市内22事業所から136人が参加した。
今年の消火器競技では、火災時に役立つよう「火事だ」と大声を上げて周囲の人に知らせることがルールに取り入れられた。
高崎地区危険物安全協会の堀口廣政会長は「危険物の災害が発生すると大きな災害になる。競技会を通じて初期消火の大切さを啓蒙していきたい」とあいさつした。高崎市等広域消防局の真下局長は「日頃の訓練の成果を十分に発揮してほしい」と競技会の成果に期待した。