放射線量平常より高め/健康に影響ないレベル
(2011年3月16日)
群馬県発表の放射線量測定値
群馬県が観測している空気中の放射線量は、3月16日午前10時から11時までの最新の測定値で、平常時の約6倍の122ナノグレイとなっており、現状の数値で、直ちに健康への影響はないと伝えている。
昨日、3月15日午後に放射線量が増加し、最高値は、午後1時から2時までの間に、平常時の約28倍となる562ナノグレイを計測した。その後、低下したが、再び上昇し、16日、午前0時から午前1時に、501ナノグレイを計測した。16日の未明から低下し、以降は現状の数値程度で推移している。
15日の最高時のレベルの放射線を1年間、浴び続けると、年間被爆量は、5ミリシーベルトとなるが、一般に、年間被爆量100ミリシーベルト以下では、健康被害がないとされており、群馬県では、 現状の数値で、直ちに健康への影響はないと伝えている。