17店舗が出店、5500人が来場/キングオブパスタ
(2011年11月4日)
今年のパスタキングは「アルコバレーノ」
「パスタのまち高崎」を発信するイベント「キングオブパスタ」が、3日にもてなし広場で行われた。3回目となる今年は、市内17店舗が出店し、大規模なイベントとなった。午前11時開場の2時間前には来場者が並び、入場者の列は、もてなし広場を右回りに一周して、交差点を越え、乾櫓前に至った。5500人が来場し、各出店者は千人分の料理を用意した。
1000円でチケットを購入し、17店舗から5店舗を選んでパスタ料理を味わい、食べた料理の中で「パスタキング」にふさわしい1店舗に投票する。優勝した店舗のメニューは、セーブオンが商品化し期間限定販売する。
来場者が多く、当初予定していた投票締め切り時間も、午後3時から午後4時に延長された。
最多得票の優勝は「アルコバレーノ」、準優勝は「ラビッシュ」、第3位は「イルクオーレ」となった。
優勝したアルコバレーノは、「榛名鶏と群馬県産キノコの柚子胡椒風味」のパスタを出展した。店長兼グランドシェフの金井伸光さんは「他のお店と違うパスタを作りたかった。まろやかな風味に仕上げるのに苦労しました。優勝できるとは思っていませんでした。スタッフとお客様に本当に感謝しています。みなさんに愛されるよう精一杯がんばっていきます」と優勝の喜びを語った。
会場では、高崎音楽祭の特別コンサートとして、パスタにちなみ、ナポリ出身の音楽家がイタリア音楽を演奏し、来場者を楽しませた。