「エコパーク榛名」第二期工事の契約議案をはかる
(2010年9月8日)
高崎市は、上室田町の埋め立て処分施設「エコパーク榛名」の埋め立て地を増設する二期工事の契約議案を、高崎市議会にはかった。
エコパーク榛名は、高浜クリーンセンターで発生する焼却灰などの埋め立て施設として、平成13年4月に設置された。埋め立て地の面積は2万4400㎡、埋め立て容量は、20万立方mで毎年2万トン埋め立て、平成20年度末の残容量は6万立方mとなっていた。容量の限界が近づき、24年7月には満杯になると想定されていた。
第2期工事では、面積を8200㎡広げて3万2600㎡に、埋め立て容量も25万3千立方m増やし45万6200立方mに拡張する。拡張に伴って、水処理施設も改修し、増強をはかる。
水処理施設は、最終処分場の灰を捨てる場所から出る浸出水を処理する施設で、平成21年度の実測データで塩化物イオン濃度が上昇傾向にあることから、当初機能よりも能力が強化されている。
今年度に工事着手し、24年度には稼働させる。土木工事の契約相手は、研屋・山富士・廣友共同企業体で、契約金額は6億8775万円。水処理施設改修工事は共和・藤田・クシダ共同企業体で、契約金額は8億3160万円。