行政書士が交通事故に関する無料相談会/12日に中央公民館
(2010年9月日)
知っていれば安心・講演会も開催
9月12日(日)、高崎市中央公民館第一集会室で、行政書士による交通事故に関する講演会と相談会が行われる。費用は無料。主催は群馬交通事故研究会(稲垣正晴会長)。同会は、交通事故による自賠責保険を研究している行政書士のグループで、講演会の開催は今回で6回目、相談会の開催は、今回で9回目。
講演会の講師は、同研究会の稲垣正晴会長と岩木弘さん、研究会の会員二人がつとめる。事故にあった時に当事者がするべきこと、自賠責保険の仕組み、任意保険との関係などわかりやすく講演する。
交通事故の相談に訪れた人から、「事故にあう前に知っていれば良かった」という感想が多く寄せられており、同研究会では「自動車がこれほどまでに普及しているのに、自賠責保険について知る機会がない。こうした機会を通じて、市民に仕組みや手続きを知ってほしい」と話している。
自賠責保険は、強制保険と言われるように国によって加入が義務づけられており、手続きさえしっかりできれば、被害者は保障を受けることができる。交通事故のケガは保険診療してもらえない、示談に応じないと慰謝料が出ないなど、根拠のないことがまことしやかに言われている現状もあるという。講演会では、自賠責保険の仕組み、任意保険との関係など具体的な事例を通して、わかりやすく説明する。交通事故はあってはならないものだが、今の社会では、いつ誰が被害者になっても加害者になってもおかしくない。「せっぱつまらないと、なかなか必要性を感じないが、いざと言うときに、知っていれば安心してもらえるはず」と参加を呼びかけている。
講演会は午前11時から正午まで、相談会は午後1時から午後4時までで、相談会は、なるべく事前に予約を。個人情報など秘密厳守。問い合わせは稲垣正晴事務所℡364・8164。