防災の日・非常召集訓練実施/高崎市消防隊
(2010年9月1日)
訓練の成果が見られる分列行進
高崎市等広域消防局と高崎市消防団で編成する消防隊が、防災の日の非常召集訓練を行った。9月1日(水)の片岡町の和田橋運動広場での訓練は、消防局(総務課、予防課、警防課、指令課)、中央署(中央署、西分署)、東署(東署、群南分署)、北署の隊員計425名が参加。
消防局、西分署、東消防署、群南分署、北消防署、各分団詰所が午前5時にサイレンを鳴らし、訓練を開始。職員は約10分の間、停止間動作、行進時の諸動作を練習した。その後、局次長の指示のもと、登壇した木部純二副市長に敬礼をしながら行進。
訓練のあと、木部副市長が訓示。「市民の尊い命を守るために昼夜を問わず尽力されていることに敬意を払います」と感謝の言葉を述べ、統率のとれた訓練内容を評価。なおいっそうの研鑽をと隊員たちを激励した。
天田尚二郎消防団長も「暑い日がつづくので、心と体の健康に気をつけて、日々訓練を行ってほしい」と訓示。隊員たちの体調を気遣った。 訓練は、同運動場のほか、箕郷町のみねはら公園、新町の新町文化ホール、中里見町の中河原グランド、倉渕町内、三ツ寺町の三ツ寺公園、吉井町の吉井運動公園でも行う予定。
同訓練は、防災の日の趣旨に基づき、地域防災活動に携わる消防団員の初動体制の確立を図り、即座に消防活動ができることを目指し、毎年実施している。