幽玄の世界を楽しむ/観音山「万灯会」
(2010年8月30日)
今年は竹の燈籠やカラーろうそくなども飾られた
第14回万灯会が、28日に観音山で開催された。清水寺から白衣大観音まで、観音山一帯にろうそくが灯され、来場者は、幻想的な雰囲気を楽しんだ。
洞窟観音で行われた「ハワイアンイベント」や平和塔駐車場で行われたコンサート、大田楽なども人気となった。参詣者は、境内に設けられた円光くぐりを通って大観音に詣で、先祖の供養や願い事を祈念していた。
島津文弘実行委員長は「観音山を散策して楽しんでもらえるように趣向をこらした。ゆっくり楽しんでほしい」とあいさつ。高崎観光協会の金井功理事長は「年々、市民の参加が増えている。長く継続していくことが大切だ。万灯会を迎え、ろうそくの炎を見ると夏が終わると季節を感じる」、高崎市商工観光部の中島部長は「観音山は高崎市の重要な観光資源。幽玄の世界を堪能し、観音山を楽しんでほしい」と開催を祝った。