高崎市「戸籍上の生存者」/最高齢153歳
(2010年8月27日)
高崎市は、戸籍があるのに住民登録がない「戸籍上の生存者」の調査結果を27日に発表した。
調査結果で、100歳以上の高齢者が992人いることがわかった。
内訳は、150歳以上は4人、140歳以上150歳未満は42人、130歳以上140歳未満は247人。120歳以上130歳未満は266人、110歳以上120歳未満は240人、100歳以上110歳未満は193人。戸籍上の最高齢者は安政4年3月10日生まれの男性で153歳。
データは、戸籍の附表欄が空欄・不詳・住所不明・住民票職権消除の者を抽出した結果で、住民票は存在していないため、行政サービスや統計資料の対象とはなっていない。高崎市では、本籍の附票が制度化された昭和26年から、異動の届けが出ていないことから、死亡していることが想定されると考えている。今後、詳しく調査し、法務局に戸籍消除の許可申請を行う予定。