グリーンガーデン高崎モントレー／完成記念セレモニー開催
（2010年8月26日）
オープニングのテープカット
８月２６日に高崎モントレー屋上で、完成記念セレモニーが行われた。当日は快晴。多くの人が集まり賑やかなスタートとなった。
園児のくすだま割
オープニングセレモニーで、高崎ターミナルビル株式会社の阿部代表取締役社長は「ホテルを改装する際に屋上を一部緑化してあったが、市民の皆さんの憩いの場にしようと屋上庭園と菜園を作りました。すでに、チョウやバッタの姿も見られ、緑の力を感じています」と挨拶。ＪＲ東日本執行役員の伊藤嘉道高崎支社長は「高崎駅周辺の人口が集積しつつある中、今回の屋上緑化は環境問題に取り組む観点から、非常に意義の深いものである」とコメント。環境対策のために、協力を惜しまないと述べた。
来賓として松浦市長も挨拶。「ヒートアイランド現象を食い止めるためにも、『花路・花通り(はなみち・はなどおり)』事業や屋上緑化奨励補助金交付制度など、市が行っている事業と一体となって、まちづくりを」と協力を呼びかけた。
グリーンガーデンは、高崎市が今年４月から実施している屋上緑化奨励補助金交付制度を利用して施工した。阿部社長、伊藤支社長ともに、高崎市が環境問題に積極的に取り組んでいることを評価し、高崎市がこのような制度を設けていることに感謝の意を示した。
挨拶のあと、３人のテープカットと、ひばり保育園の園児１３名によるくす玉割りが行われ、参加者にはハーブティーのサービスが行われた。
菜園「サラダファーム」は、１区画は約６平方メートル、全３５０平方メートルの会員制の貸し菜園。水やりがしやすいように水道が設置され、土や肥料も管理者が用意。希望すればエレベーターによる持込も可能だという。今回販売したのは、２０区画。賃料はオープニング価格で月６０００円。通常は月６５００円。すでに完売で、残りの１５区画を販売開始している。菜園を併設したＪＲ駅ビルの屋上ガーデンは、昨年４月にオープンしたＪＲ恵比寿駅につづき２例目。
