新図書館は利用者サービスが充実
(2010年8月19日)
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高崎市は、8月19日の地域医療施設・新図書館整備特別委員会で、新図書館の詳細を明らかにした。
4月に開館する新図書館では、開館時間が延長される。現在の開館時間は、土・日曜、祝日、月曜は午前10時から午後5時、火曜から金曜は午前10時から午後7時まで。新図書館は土・日曜、祝日、月曜は従来どおり、火曜から金曜は午前10時から午後8時までとなる。
休館日は、12月28日から翌年1月4日までと従来どおり変わらず。
新図書館では、書籍にICタグを取り付け管理することにより、自動貸し出し機を使い、利用者が自分で貸し借りすることが可能になる。予約した書籍に関しても、利用者自身が予約棚から該当する書籍を選び、自分で借りる手続きを行うことができる。5階には、データベースコーナーを、6階の学習室内にインターネット接続パソコンを設置。自分で借りたい書籍を検索できる。調査、相談を行うリファレンスコーナーは5階、6階に2カ所に設置予定。調査相談が多様化しているのを考慮した。
委員会では高橋美幸議員が、障害者への対応状況について質問。図書館長によると、従来から行われている録音図書のほか、予約すると対面朗読室での朗読、文字を拡大して読書を行うなどのサービスが受けられる。ハード面も、バリアフリーになっている。エレベーター、トイレ、駐車場も障害者に対応できるよう設置される。