操車場跡地の新駅/市とJR年度内に協議再開

(2010年8月19日)

操車場跡地の新駅/市とJR年度内に協議再開高崎操車場跡地に整備している高崎ビジネスパーク

 高崎市は、下之城町の高崎操車場跡地で整備を進めている高崎ビジネスパークで、新駅建設の協議をJRと始める考えを明らかにした。新駅は、JR高崎線の高崎駅-倉賀野駅間に建設される予定。ビジネスパーク構想が立ち上がった当初から計画されていたが、大掛かりな構想だったため、JRとの折り合いがつかず、凍結していた。今回の協議はコンパクトな駅を想定し、協議に入り、今年度中に方針を打ち出す。

 協議再開のきっかけは、高崎ビジネスパーク計画の練り直し。計画立ち上げ当初は、用地を工業施設、商業施設、ビジネス施設のエリアに分け販売予定だったが、上下水道、電気、ガスなどが引き込まれていないことなどから、計画が思うように進まなかった。その後、高崎・玉村スマートインターチェンジ構想が立ち上がり、工業施設は、高崎駅東口・スマートインターチェンジ間に建設するほうが望ましいと判断。ビジネスパーク分譲を一時凍結し、インフラ整備をしたうえで、工業用地として用意した土地を住宅用地として分譲することになった。この構想の練り直しと同時に、駅についての計画も再考。コンパクトな駅にすることで、イニシャルコスト、ランニングコストともにJRが管理しやすいよう配慮するという。

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