高崎操車場跡地開発にプロポーザル方式を採用

(2010年8月16日)

高崎操車場跡地開発にプロポーザル方式を採用今回の事業対象となる地区

 高崎市は、高崎操車場跡地Cブロック第1期分の販売にあたり、販売先を選定するためのプロポーザルを行う。

 対象地域は産業創造館西の1322・31平方メートル、下之城町地内44街区。高崎駅から約2.3キロメートル、倉賀野駅から約2キロメートル離れた場所に位置し、佐野小学校からは600メートル、佐野中学校からは1.2キロメートルのところにある。

 今回の方式は、2段階の審査の後、契約の第1交渉権、第2交渉権の権利を持つ企業を1社ずつ選定する。契約を締結し、土地を引き渡しされた企業は、1年以内に建売住宅または建築条件付き宅地として分譲を開始。入居者に販売を行う。

 プロポーザルは民間活力を導入することで、より住みやすい住宅地を作ることが目的。8月11日には、説明会が行われた。参加企業は、約20社。16日(月)まで質問を受け付け、8月17日(火)から25日(水)まで応募書類受付、1次審査は書類審査で、8月26日(木)、2次審査は各社15分以内のプレゼンテーションとヒアリングの審査を行う。9月3日(金)。9月10日(金)には審査結果通知を送付する。

 高崎操車場跡地の整備事業は、平成8年に都市計画策定。平成9年度から平成29年度までの20年間で、都市計画道路をはじめとする公共施設の整備を行い、高崎市の副都心としての良好な市街地形成がめざされている。JR高崎線の新駅設置も計画の中に盛り込まれてきた。プロポーザル方式での開発は画期的で、事業の透明性の確保だけでなく、民間活力を導入することで、より住みやすい住宅を作ることができるという観点から先進的と言える。

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