高齢者を狙う悪質商法が増加
(2010年7月19日)
高崎市消費生活センターに寄せられた相談では、以前多かったハガキや電話による架空請求、不当請求が減少し、アダルト情報サイトや出会い系サイトに関する架空請求、不当請求が増加している。
訪問販売による床下工事、屋根修理工事、ふとんや金融商品の高齢者被害も増加している。業者の巧妙な話術で内容がよくわからないまま契約させられたり、強引な勧誘を断りきれずに契約してしまうケースも後を絶たない。
21年度に消費生活センターに寄せられた相談件数は2267件で、世代別では30代が最も多いが、約3分の1は60代以上の高齢者となっている。高齢者は自宅にいることが多いために、訪問販売や電話勧誘販売による被害が多くなっている。
高崎警察署も、高齢者の振り込めさぎ被害は、高崎市が県内で最も多くなっていると注意を呼びかけている。