プロをめざす若者を本格指導/はまゆうで音楽合宿
(2010年7月19日)
松浦市長から音楽アドバイザーの委嘱を受ける吉田ゐさおさん
多胡邦夫さん
高崎アートインキュベーション推進会議(石田安利代表)は、プロのミュージシャンをめざす若者を対象に、歌や作詞作曲などを一流ミュージシャンが合宿形式で指導する「サマーミュージックキャンプ」を、はまゆう山荘で8月23日(月)から27日(金)まで4泊5日で行う。
講師は多胡邦夫さん、中村康就さん、KAZCOさん。多胡さんは、高崎市出身の音楽プロデューサーで、高崎アートインキュベーション推進会議が主催するオーディション事業「ウタイスト」の審査員もつとめている。
合宿内容は、ボーカルレッスンや作詞、作曲などをプロミュージシャンとの共同生活の中で直接指導を受けられるほか、農業体験や山歩き、バーベキューなどを予定。講師は全日参加する。
応募資格はプロのミュージシャンをめざす中学生以上の人で、全日参加できる人。未成年者は保護者の同意が必要。定員は15人から20人。応募者多数の場合は抽選。費用は43000円。4泊5日12食付。申し込み締め切りは8月13日(金)必着。所定の申し込み用紙を事務局のラジオ高崎までファックスまたは郵送。問い合わせは事務局・電話322・9195。
また、高崎市は、7月15日に吉田ゐさおさん、多胡邦夫さんを高崎アートインキュベーション推進会議の音楽アドバイザーとして委嘱。吉田さん、多胡さんを中心に3カ年計画で「高崎音楽塾」設立をめざした実験事業を今年度から行う。今回のサマーキャンプもその一環。同会議では、これまで実施してきたオーディション事業に加え、高崎音楽祭と連動した音楽シンポジウムを計画し、音楽を核にした文化産業の創出に向けた動きを具体化していく。