西毛地域から総勢260チーム/バスケットボールフェス
(2010年7月18日)
1点を争う白熱したゲーム
高崎市バスケットボールフェスティバル「3オン3大会」が、18日にもてなし広場で開催された。
この大会は11回目。小学生の部には西毛地域の小学生ミニバスケットが集まり、学年ごとに総勢236チーム、一般の部には22チームが参加し、熱戦を繰り広げた。
「3オン3」は、アメリカのストリートバスケットボールから生まれた1チーム3人で行うゲーム。もてなし広場に9面のコートが準備され、1試合3分で約600試合を行った。小学生の部は、3年生から学年別に対戦するので、身長や体力にも差が少なく、普段試合に出る機会の少ない中学年の子ども達には良い経験となっている。
試合時間が3分と短く、攻守が頻繁に切りかわるため、1ゴールを争う白熱した試合が行われた。チームメイトや保護者の熱い声援が選手におくられ、もてなし広場は歓声に包まれた。1コートあたり7、8チームのブロックに分かれたトーナメント戦で、ブロック優勝したチームには記念Tシャツがプレゼントされた。
このフェスティバルは、西暦2000年に、高崎市制100周年を記念して開催され、反響が大きく、毎年開催することになった。主催の高崎市バスケットボール協会は、「参加者、試合数が多いため、スムーズな運営が勝負。選手、保護者含め1500人が参加し、ゲームを楽しんでもらっている」と炎天下の運営に汗だくだった。参加チームは「3オン3のルールや戦い方は、普通のバスケットと違うので、子ども達に慣れるよう大会前に練習して臨んだ」と熱が入っている様子だった。