第32回「少年の主張」高崎市大会
(2010年7月3日)
市内の中学校代表が登壇
平成22年度第32回「少年の主張」高崎市大会が、3日に吉井文化会館で行われた。市内中学校27校の代表生徒27人が、学校生活、家庭生活の中で感じたこと、考えたことを発表した。
生徒たちは「人や物を大切にする気持ちは問題解決の糸口となる」、「輝く個性を探すことは、相手の個性を大切にすることにもつながる」、「障がいを持った人やお年寄りが元気に暮らせる社会になるようにがんばりたい」、「相手の気持ちを考えず自分のことだけを考えていた。これからは相手のことを考えるようになりたい」、「職場体験を通じて働くことがどれだけ大変なのかわかった。父に感謝の気持ちを伝えたい」、「つらいこと苦しいことから目をそむけずに後悔しない人生を生きたい」、「自分で考えて行動することが自分らしく生きること」など友情や家族愛、命の大切さなど自分の体験の中からつかんだ率直な意見を述べ、中学生らしい真剣な姿勢に会場は感動に包まれた。
中島雅利教育長は開式で「中学校での経験を通じて感じたこと考えたことがまとめられ甲乙つけがたい。よりよい表現や話し方の工夫も大切。他の学校の生徒の考えや表現も学んでほしい。すばらしい大会になると確信している」と期待の言葉を述べた。