「高崎アダプトまち美化活動」事業の募集開始

(2010年7月2日)

 高崎市は、高崎アダプトまち美化活動事業に参加する団体の募集を行っている。同事業は公共スペースの美化を促進させるために、親が子供を大切にするように"まち"の世話をするもの。市民と市が協働ですすめる。道路や河川、公園などの公共スペースを空き缶や吸殻、ゴミの収集、除草を行う。

 登録できるのは美化活動に意欲的な5人以上で年3回以上の活動が行える市民団体、サークル、学校、企業など。年度ごとに活動の実施状況を報告し、3年ごとに更新する。

 団体設立届出書を提出、協定を締結すると、市は、団体に対し、保険加入とアダプトサイン版貸与を行う。アダプトサイン版はアルミ製・変形A3版。200枚用意している。

 アダプトとは、市民に公共施設を任せ、一定期間継続して自主的に清掃等活動を行ってもらう活動のこと。昭和55年にアメリカで「アダプト・ハイウェイ・プログラム」として最初に導入。その後世界に広まっている。日本国内では、「アダプト・システム」「公共施設里親制度」等などのさまざまな名称で広がっている。このような仕組みが「養子制度」のようであることから、清掃等活動を行う団体等は、「里親」と呼ばれている。問い合わせは高崎市建設部管理課電話321・1264。

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