高崎信用金庫平成21年度決算
(2010年6月24日)
高崎信用金庫は、平成21年度(2010年3月期)決算を24日に発表した。
業績面では、預金は期末残高3946億円となり、前期に比べ60億円増加(増加率1・54%)した。貸出金は期末残高2141億円となり、厳しい経済環境による設備投資の低迷などの影響により、前期と比べ22億円減少(△1・03%)した。
損益面では、有価証券運用に伴う損益が大幅に改善したことなどが主要因となり、経常利益は5億66百万円(前期比28億58百万円増)となり、当期利益は6億39百万円(前期比30億88百万円)となった。20年度は金融危機により債権や株式市況の下落や減損リスクの前倒し処理などで経常利益マイナス22億92百万円、同期利益マイナス24億48百万円だった。
自己資本比率は前期末比0・26ポイント上昇し7・30%となった。金融再生法に基づく不良債権比率は前期末比0・99ポイント改善し6・74%となった。
22年度は業務純益13億63百万円、当期利益5億円を予想している。