指導補助員など増員/新学習指導要領改訂に対応
(2010年621月日)
6月11日の高崎市議会で高橋美奈雄議員の一般質問に答え、高崎市教育委員会は、学習指導要領の改訂に伴う本市の方針を示した。
新学習指導要領では、小学1・2年は週2時間、小学3~6年と中学生は週1時間、授業数が増え、小学校のカリキュラムには、外国語教育が加わる。
高崎市では、教員の不安を解消するために、研修制度を設けた。指導主事が学校を訪問し、今年、すでに33校の訪問を終えている。教員の発音のスキルや表現する力を補うため、地域から選出されたサポーターを22名採用し19校に配属した。
算数、数学、理科に関しては、改訂後の要領に沿って、学習を始めている。現在、移行前の教科書しかないため、資料を併用し、対応。10名の補助員が増員された。
新学習指導要領の全面実施は、小学校は平成23年、中学校は平成24年の予定。