リニュアルしたレンガ通りでフリーマーケット
（2010年6月6日）
６０店が並んだレンガ通りフリーマーケット
６日、レンガ通り（西一条通り商店街）でフリーマーケットが行われた。フリーマーケットは、通りを歩行者天国にして６月と１１月の年２回行われ、今回で２２回目。レンガ通りの電線地中化工事が今春に完了したこともあり、リニュアルした街区をあらためて来街者に紹介した。
レンガ通りの各店舗とお客様のコミュニケーションを目的に出店者を募り、６０店が通りに並んだ。夏を思わせる陽射しの下、品物を選んだり、値切ったりしながら買い物を楽しむ来街者の姿で終日にぎわった。古着などの出店が多い中、近年は手作りの創作小物の店が増え始め、個性豊かな作品に歩みを止めて若い女性が集まっていた。
レンガ通りでは、電線地中化などの工事に４年ほどかかり、工事により車両の通行止めも頻繁に行われていた。客足が遠のくことが心配されていただけに、今回のフリーマーケットは、商店街を元気づけた。
堀米正一組合長は「整備が終わり、通りが生まれ変わった。レンガ通りの特徴を生かし、がんばっているお店も多い。リニュアルしたレンガ通りのフリーマーケットを楽しみにしていると、お客様からの問い合わせも多かった。せせらぎ通り（東一条通り）など、他の商店街と連携して活性化をめざしたい。今年度の商店街事業として、インターネット上にレンガ通りのショッピングモールを作る予定。今回のフリーマーケットは、その弾みにしたい」と話している。
