いけばな松風/創流90周年記念展にぎわう
(2010年5月23日)
様々な作品で来場者を楽しませる
5月25日(火)まで、高崎スズラン地下2階大催場で、いけばな松風創流90周年記念・いけばな松風展が開催されている。20日から始まった同展は、2日間で入場者数は1200人と多数。「催事の中でも稀に見る入場者数」とスズラン関係者。
テーマは自然美、無機質、和モダン。「90周年の節目なので、今までの松風の歴史を盛り込んだ」と家元の塚越応鐘(おうしょう)氏。桐生の窯元「一陶苑」の縄文式土器を模した花器を用いた作品や、松風の原点ともいえる、自然の風景を連想する作品、花器の中に花を生ける水中花(すいちゅうか)などがずらり並ぶ。創流から現代までの足取りが五感で味わえる。5月23日(日)に作品入れ替え。100周年にむけた、松風の意気込みを感じる展覧会。入場無料