「市民討議会」協定書を締結/高崎市と高崎JC
(2010年5月20日)
清水理事長(左)と松浦市長
高崎市と高崎青年会議所は、市民参加のまちづくりを進めるため「たかさき市民討議会VOICE2010」を8月に開催する。市と高崎青年会議所が共同してこの討議会運営に取り組むためのパートーナーシップ協定が、20日に締結された。
市民討議会は、行政に対して直接意見を言う機会が少ない市民が、自由に自分の考えを述べるための、新しい市民参加の手法で、高崎市での開催は、昨年に続いて、2回目。普段、行政に対して参加意識を持たない市民の意識を高め、自立した市民の形成にも役立つ。
昨年は、無作為抽出した1000人の中から、58人の参加承諾を得た。討議会には、この中から30人が参加し、2日間にわたって議論した。今年も同様に実施する予定。
協定締結式で、清水篤司理事長は「昨年、初めての試みとして始めた。すばらしい報告書ができ、今年も実績を踏まえて取り組みたい」と実施に向け意欲を見せた。
松浦市長は「市町村は市民と直結し、市民の声は最も大切。無作為に選んだ市民からの意見に大いに興味があり、耳を傾けて行政を進めていきたい」と期待した。
討議会のテーマ選定はこれから。高崎青年会議所では、毎年継続して実施していきたい考え。