子ども手当2万7019人が申請

(2010年5月19日)

 高崎市は、19日に行われた保健福祉常任委員会で、5月14日現在、受給資格のある約3万2000人の住民世帯のうち、2万7019人が子ども手当の手続申請をしたことを報告した。該当世帯の約80パーセントが手続きを完了したことになる。

 外国人が世帯主の家庭に関しては、児童手当から継続して受給資格を得ている世帯が270あった。このうち、14世帯で子どもが国外に居住している。これらの世帯には、6月に資格に該当するかを再確認するための書類が送付される。

 今回新たに資格を取得し、申請した外国人世帯主の家庭は30世帯。すべて、子どもが高崎で親と同居している。

 制度の移行措置として今年度に限って、9月末までの申請は、4月分にさかのぼって受給できる。それ以降は申請月の翌月分から支給。

 5月7日までに受理された世帯に対しては、6月が第1回目の支払日。

 今年4月より、児童手当に替わって、子ども手当制度が開始。対象児童を小学校修了前までから、中学校修了前までに変更。支給額は月額13000円になった。高崎市の予算額は児童手当の時が27億5千万円だったが、75億4000万円になった。

 子ども手当の支給月は6月、10月、2月の年3回。

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