国勢調査/封入提出方式を全面導入

(2010年5月18日)

 高崎市は今年10月1日現在で実施される国勢調査について18日の市議会総務常任委員会に報告した。

 調査基準日は10月1日(金)、午前0時。調査対象は、日本に常駐する外国人を含むすべての人。調査事項は、世帯員に対する事項は氏名、性別、国籍、仕事の種類など15項目。世帯に関する事項は、世帯員の数、住宅の床面積など5項目。家庭の収入などの調査項目は、今回から削除された。

 高崎市では、職員257人が指導員を担当。また各地域区長の推薦を受けた調査員1820人を予定している。合併後、初めての国勢調査でもあり、市は5月に実施本部を設置している。

 前回の国勢調査で、調査票の記入内容を調査員に見られたくないという意見が多かった。そのため、今回は、封入提出方式を全面導入。日中不在がちな世帯でも提出しやすいよう、郵送提出が選択できる。

 5月下旬に調査指導員の推薦の推薦を各支所、部局に依頼、6月中旬には調査員の推薦を各区長に依頼する予定。

 国勢調査は、国の人口と世帯の実態を把握する基本的な統計調査。大正9年から実施し、今回で19回目。調査結果は衆議院の選挙区の画定基準、地方交付税の交付金額の算定基準、各種行政施策の策定に活用されている。

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