住宅着工数が15%減少/21年度高崎市内
(2010年5月14日)
群馬県は、平成21年度の新設住宅着工戸数を10日に示した。
群馬県全体の着工数は、一戸建て・共同建てあわせ1万2280戸で、20年度に比べ3379戸(21%)減少した。アパートなど共同建てが42%減と大きく減少した。
住宅の利用別では、持ち家が16・6%減、貸家が25・9%減。
工法別では、在来工法が7887戸と、前年の1万792戸から27%減少。在来工法は、これまで1万戸以上で推移してきたが、大きく減少した。特に在来工法の共同建ては1134戸で、20年度の2582戸の半分以下まで落ち込んだ。プレハブや枠組工法の減少幅は、在来工法よりも小さい。共同建てでは、プレハブと枠組工法の合計件数が在来工法を抜いた。
県下が減少基調にある中で、藤岡市と安中市・共同建てが伸びた。
高崎市の着工数は、2926戸で県内で最も多かったが、前年よりも15%減少した。一戸建てが2158戸(7・7%減)、共同建てが768戸(30・2%減)となった。
高崎市の着工数を利用別に見ると、持ち家1268戸、貸家1367戸、給与住宅11戸、分譲280戸となっている。