こども村」イベントにぎわう
(2010年5月5日)
開会式でガールスカウトのメンバーが「こども憲章」を発表
昭和の遊びコーナー、ベーゴマやフラフープ、竹馬
園内を巡るクイズラリーの答えを考える子ども達
5月5日、観音山ファミリーパークで、たかさきこども憲章記念「こども村」が開催された。
「たかさきこども憲章」は、高崎市制110年記念の一環で制定し、4月1日の110周年記念式典で発表された。憲章の内容は、市内小中学校の代表86人が各学校で話し合った内容を持ち寄って議論し、2月のこども議会で制定された。
こども村は、楽しみながら憲章について知ってもらうのがねらい。ウォークラリー、テレビのキャラクターショー、ベーゴマ、竹馬など昭和の遊び、熱気球、10年後の自分へ手紙など盛りだくさんのイベントが用意され、スポーツ少年団や家族客など大勢の来場者があった。
同園の駐車場が満車となり、高崎市斎場付近まで渋滞による車の列ができた。
開会式で松浦市長は「こども憲章は、行動指針として実践していくことが大切。こども村イベントを楽しみながら、こども憲章と高崎のまちづくりについて理解してほしい」。
松本久夫実行委員長は「学校や家庭、地域で子ども達の気持ち、想像力や企画を大切に、子ども達の考えを生かしてほしい。こども憲章がこれからの高崎の子ども達に継承されることを信じている」とあいさつした。
高崎市議会の田中治男議長は「こども憲章は子ども達で作り上げたすばらしい憲章。高崎市の未来を担う子ども達の姿に関心した」、中島雅利教育長は「自分の夢をかなえるために勉強をし、練習をしがんばってほしい」と祝辞を述べた。
式の終わりにガールスカウトのメンバーが「こども憲章」の全文を発表し、参加者から拍手を受けた。
熱気球の試乗体験は人気で長い列ができた。気温が高いために浮力が得られず、主催者もずいぶん苦労していた様子。子ども優先で試乗させていたが、風が強くなってきたこともあって昼前に中止となった。