新規就職者を励ます会/「企業は人なり」と激励

(2010年4月15日)

新規就職者を励ます会/「企業は人なり」と激励

 4月14日(水)、高崎市総合福祉センターで「新規就職者を励ます会」が行われた。当日は、金融機関やメーカーなど、33企業、113名が出席。式典で松浦市長(副市長代読)は「謙虚さと感謝の気持ちをもって社会の第一歩を踏み出し、市勢発展の原動力になってほしい」と激励した。高崎商工会議所の原浩一郎会頭は「企業は人なり。企業発展のためには優秀な人材が必要である」が歓迎の言葉を述べ、また、会頭は「フレッシュな人材がキャリアのある人材とともに努力・協力してゆくことが必要」と力説。高崎市議会の田中治男議長も「一歩一歩着実に歩んでいってほしい」と暖かく声を掛け、群馬県知事、群馬労働局長なども、景気の低迷による雇用機会の減少の中、就職できたことを祝福した。厳しい経済状況を乗り切るには、新規就職者の力が必要であり、前向きに取り組んでもらいたいと熱く語った。

 昨年の新規就職者の代表として、高崎信用金庫・田中誠規さんが「強いマインドをもって頑張ってほしい」とエールを送った。それを受け、本年度新規就職者代表の八木工業株式会社・鈴木俊佑さんは「一日でも立派な社会人になるように日々精進します」と宣言した。

 式の後、上武大学陸上部監督の花田勝彦さんの講演会が行われた。自らは平成5年に行われた第69回箱根駅伝の4区で区間賞を獲得。監督就任後、2度を箱根駅伝に出場に導き、高崎市民に夢を与えた。今後はオリンピック選手育成を目指している。

 大学生活後半から監督就任までを中心にケガの多かった花田氏。その時期に目上の人に対する考え方が変わったという。人に何かを期待するのではなく、自分が社会や他人のためにどんなことができるかが大切。その上で夢は大きくもって進もうと新規就職者に対して呼びかけ、新規就職者は真剣なまなざしで聞き入っていた。

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