子育て情報誌『すくいく』発行/子育てサークル・団体情報
(2010年4月5日)
子育て情報誌『すくいく』
市内で活動している子育てサークルと市民活動団体、高崎市教育委員会が協力して、たかさき子育てサークル・団体情報誌『すくいく』をこのほど発行した。
この情報誌は、核家族化などが原因で、悩みを持っていても相談したり、分かち合ったりすることができない両親が増えている現状をうけ、子どもを家族だけでなく地域や仲間で育ててゆき、楽しんで子育てができるきっかけになってほしいという思いから制作することが決定した。特に0~5歳の子どもを育てる親たちにターゲットを絞った。
すくすくと育児を行ってほしいとの願いを込め、名前を「すくいく」とし、内容もより使いやすいように工夫。市内には児童関連施設やサークルがたくさんあるため、自分にあった団体を探すのに手間がかかる。そこで、本誌では約70の育児サークルを「親子でのふれあい遊び」「読み聞かせ」「外遊び」「製作(おもちゃ、料理等)」「季節の行事」「育児相談」「その他(勉強会等)」の観点で分析し、どのジャンルがより充実いているかを表形式で判りやすく紹介。対象年齢や費用、開催する曜日なども掲載している。
また、保育所、認定子ども園・幼稚園、児童館、児童センター、公民館、図書館などの子育て関連施設の一覧や、悩み相談の連絡先などの育児に役立つ情報も掲載されている。
情報誌作成にあたり、吉田まさ子さんを委員長に、子育て情報作成委員会を19名で組織。家庭教育推進協議委員会の委員を中心に「広報たかさき」でメンバーを広く募り、子育て中心の立場と子育て支援の立場、両方から意見を出し合うことで、幅広いニーズに応えられる内容を目指した。
冊子は携帯しやすいように、A5版にし、表紙絵や挿絵はメンバーである高見澤佳子さんの心温まる柔らかなタッチのイラストを起用して、馴染みのあるものに仕上がっている。
作成部数は15000部。配布は無料で行い、配布先は4月1日現在、市役所庁舎内のほか、中央公民館や地区公民館、図書館、児童館、市民情報センター、幼稚園、保育園など約260カ所。公共機関を中心に、必要な人に情報が届くよう、今後も配布エリアの拡大を考えている。問い合わせは高崎市社会教育課指導担当電話321・1295