でかい!60キロの巨大団子/たかさき春祭り
(2010年4月4日)
狐の嫁入り
巨大団子を炭火焼きでふるまう
親子に人気「お花見列車」
4月3日(土)、4日(日)に「たかさき春まつり」が観音山と中心商店街で行われた。今年の桜は遅咲きとなったが、大勢の来場者を集めた。
「狐の嫁入り」は、観音山の参道を100人の時代行列が歩き、見物客やカメラマンが写真におさめていた。もてなし広場の「わんぱく広場」や商店街での「たかさき粉フェスタ」は家族客、買い物客を集めてにぎわった。新鮮野菜を販売する昼市や、高崎初の6商店街による「100円商店街」も好評だった。慈光通りの「ベジたか」では、目玉商品はすぐに完売。来街者は店頭のワゴンを覗いて掘り出し物を見つけながら、まちなかの散策を楽しんだ。
小麦の生産量が多い高崎の土地柄を生かした「たかさき粉フェスタ」は、うどん、パスタ、まんじゅうなど高崎名物の味を楽しんでもらった。すいとんやまんじゅう作り体験も人気だった。
市制110周年記念の110センチの団子づくりは、始まる前から巨大団子を一目みようと人垣ができた。巨大団子が運ばれて来ると、来場者から歓声が起こり、記念写真におさめる親子連れが列を作った。
巨大団子は60キロで、通常の団子1000人分。1個20キロの団子を3個を竹に刺し、炭火で焼いて来場者にふるまう趣向。高崎菓子業組合が試作を重ねながら、巨大団子を作った。同組合では「店で売っている団子と同じ食感を出そうと柔らか目にしたので、重量が重く難しかった。うまくいくか初めてなのでわからなかったが、夢があるのでがんばった。焼き上がったらみたらしの味で食べてもらう。あいきょうのある、良い団子ができた。一生懸命作ったので、おいしく食べてほしい」と話している。