「フレッシュベジたか」今日オープン
(2010年3月28日)
開店を祝いテープカット
慈光通りのまちなか農産物直売所「フレッシュベジたか」が28日午前11時にオープンした。
開店と同時に、大勢の買い物客が店内に入り、新鮮な野菜を次々に買い求め、店内カゴが足りなくなるほどの盛況ぶりだった。
同店は、高崎で生産された新鮮で安全な農畜産物を販売し、まちなかの交流の場として、高崎の魅力と情報を発信していく。県の「ふるさと雇用再生特別基金事業」として高崎農協が委託を受けて、地域農業の振興、中心市街地の活性化、地域雇用の創出をめざす。
開店式典で、高崎市農協の井田宗男組合長は「農産物を市民に直接手渡せる直売所ができてうれしい。市民の後押しを得て、ファンがついてくれることを期待している。これから市民、生産者のための働きをしたい」とあいさつした。高崎市の小川副市長は「これから多くの人を楽しませてほしい。地域情報の発信、都市型観光、まちづくりの上でも重要だ」、高崎市議会の田中治男議長は「相乗効果でまちなかのにぎわいを創出してほしい」と期待した。高崎商工会議所の原浩一郎会頭は「商店街の集客力、活力が求められる中で、農商連携の拠点としてあらたなにぎわいの創出が期待される。市民に愛され地域に元気を呼び込んでほしい。高崎商工会議所も商工、農、観光に積極的に取り組みたい」と祝辞を述べた。
愛称公募の授賞式も行われ、最優秀賞で店名の名付け親となった矢島伊織君(南小)ら6人に、小川副市長と井田組合長から賞状と記念品が贈られた。