大橋町四・稲荷町二が40年間無火災/高崎市消防表彰式
(2010年3月8日)
高崎市消防表彰式
高崎市消防表彰式が7日に箕郷文化会館で行われた。永年勤続消防団員、無火災町内会、消防協力者など752人が表彰を受けた。
松浦市長は「市民の生命、財産を守ることを根幹に、火災や自然災害への備えを万全にしたい。災害の発生は予測できない。市民の関心を高めることが地域一丸となった防災につながる。752人に受賞者の方は安心安全な市民生活の実現のために尽力された」と受賞者を讃えた。
高崎市消防団の天田尚二郎団長は「高崎市消防団は定数1520人で北関東随一の組織になった。地域防災の一翼を担うため最大限の努力をしており、消防表彰は長年消防活動に携わった団員の大きな支えになっている」と意義を語った。
高崎市議会の田中治男議長は「災害や事故の対応も複雑化している。これからも一層の尽力をお願いしたい」、富岡由起夫参議は「日夜訓練と準備をされていることに感謝したい。これからも高崎市民が安心して暮らせるよう尽力してほしい。危険と隣り合わせであり、事故がないようにお願いしたい」、平田英勝県議は「災害が多様化しており、万全な体制で臨んでほしい」と祝辞を述べた。
受賞者を代表し、消防協力者の堀口渉さんは「受賞の喜びを、安心して暮らせる住み良いまちづくりに生かしたい」と話した。