授乳やおむつ換え/公共施設に「赤ちゃんの駅」を
(2010年3月5日)
高崎市議会一般質問で、高橋美幸議員は、赤ちゃんの授乳やおむつ換えのできる休憩場所「赤ちゃんの駅」を高崎市の公共施設に設置するよう要望した。
高橋議員は、「授乳期の赤ちゃんのいる母親は行動範囲が狭まってしまう」と、市施設の状況についてただした。
児童館や保健センターなど子どもに関係した施設、市役所本庁では、授乳やおむつ換えに対応した設備となっている。中央公民館などは、多目的トイレでおむつ換えができるよう整備されている。支所の状況は地域でバラツキがあり、箕郷支所、倉渕支所にはベビールームはないという。また、高崎市の文化施設にも、授乳などに対応した常設施設はない。
赤ちゃんステーション、赤ちゃんスポットなどの呼び名で、公共施設に赤ちゃん施設の整備に取り組むする自治体が増えている。高橋議員は、「まち全体が子育て応援しているとアピールできる。民間施設にもお願いし、積極的に推進してほしい」と要望した。
市は「保健福祉部管轄の施設から行いたい。民間にも拡大したいと考えている」と答弁した。
(2010年3月5日)