高崎市も「グリーンニューディール」
(2010年2月22日)
高崎市は、国の「地域グリーンニューディール基金事業」に基づく施策を実施するため、「高崎市グリーンニューディール基金」を創設した。
地球温暖化対策等の環境問題を解決するためには、地域の取組が不可欠であることから、国は地方公共団体に対して、地球温暖化対策推進法や廃棄物処理法に基づく実行計画など、様々な計画の策定と取組の推進を求めている。
こうした取組を地域が確実に実施し、当面の雇用創出と中長期的に持続可能な地域経済社会の構築につなげることを目的として、環境省は21年度補正予算で都道府県、政令指定都市のほか、中核市・特例市に対し、補助金を交付し、基金を造成することになった。対象自治体は、3年間のうちに基金を取り崩して、地球温暖化対策などの事業に活用する。
各地域の実情に応じて環境事業を実施し、1990年比25%削減をめざす。太陽光パネルの設置、公共施設・民間事業者の省エネ改修などに活用できる。
高崎市には国から5854万円が交付され、24年3月末までに全額を使うことになっている。