前橋高崎市民ダンスコンテスト
(2010年2月21日)
表彰式
GCチョッパーズ
ヘッドスピン同好会群馬支部
前橋市と高崎市の連携文化事業「前橋高崎市民ダンスコンテスト」が21日に高崎市文化会館で行われた。大勢の来場者を集め、正午の開場を前に午前9時過ぎから入場整理券を求める列ができた。
アクティビティ部門とストリート部門の二部門に55チームの応募があり、一月に行われた予選を勝ち抜いた各部門10チームが、この日のステージで優勝を競った。審査員は国内で活躍するダンスチームを主宰するカリスマ・カンタローさんやテレビ番組の振付師、豊田典子さんらが務めた。
レベルの高いステージが繰り広げられ、客席を湧かせた。アクティビティ部門の優勝は、国際大会の出場経験もある「GCチョッパーズ」、二位は最年少チームの「ティアラ」。ストリート部門は中学生チームの「ヘッドスピン同好会群馬支部」、二位は小学生女子のダンスチーム「ブール」が受賞した。
審査員からは「躍動感があるすばらしい演技だった」「みんなで刺激しあい群馬のダンスを盛り上げてほしい」など講評があった。カンタローさんは「ストリートダンスはまだ市民権を得ているとは言えず、前橋市と高崎市によるコンテストに感謝したい。一人ひとりの力と継続が大切だ。努力やチームワークが人生の糧になる。ダンサーが活躍できるよう努力したい」と話した。
優勝したGCチョッパーズは「今まで支えてくれた先生やみんなに感謝している」、ヘッドスピン同好会は「都内でも通用するように努力したい」と喜びやこれからの目標を語った。
表彰式で松浦市長は「ダンスを通じて市民交流が活発になり、前橋、高崎の発展につながればうれしい」とあいさつした。