周辺施設との連携拠点に/生涯学習センター・男女共同参画センター
(2010年2月16日)
生涯学習センター・男女共同参画センター
教育センター
高崎市は、足門町の旧群馬中央中学校跡地に建設を計画している複合施設「高崎市生涯学習センター・男女共同参画センター」の基本設計を示した。
高崎市生涯学習センター、男女共同参画センターは、市民の主体的な学習文化活動、男女共同参画・市民公益活動の拠点として全市的な施設として建設し、教職員研修施設の高崎市教育センターを併設する。
予定地周辺は、群馬支所や保健センターなど群馬地域の公共施設が集中する場所でもあり、新施設は相互利用を高める中核施設として位置づけられている。新施設の北側に200台の駐車場を設けて共用することで、これまでの駐車場不足を補い、施設間の利便性も高める。また、群馬地域の歴史や文化にも注目し、地域の特徴を施設設計に取り入れた。
「生涯学習センター・男女共同参画センター」を西側、「教育センター」を東側に配置、メインアプローチも群馬支所と繋がる北側となり、周辺施設や館内での動線を確保した。
250席の多目的ホール、集会室、学習室、相談室、作業室、キッズルームなどを備え、幅広い市民活動に対応する。
複合施設の共有部分の使い方を工夫し、開放感を作ることで、誰もが使いやすい雰囲気の施設として考えられた。ユニバーサルデザインにより、誰もが快適に利用できるよう配慮した。太陽光発電など自然エネルギーを積極的に有効活用する。照明や冷暖房の負荷を低減するような採光、通風を取り入れた。外装では遮熱、断熱効果を高め、エネルギー対策を施した。庭は緑地化する。
生涯学習センター・男女共同参画センターは鉄骨造2階建て延床面積2944㎡、教育センターは、鉄骨鉄骨造2階建て延床面積1999㎡。