新築戸数が2割減少
(2010年2月4日)
群馬県は平成21年の新築住宅着工戸数をこのほど示した。平成21年は、全戸数1万2536戸で前年に比べ、24・5%低下した。共同建ては47・6%減少し、前年の約半数に落ち込んだ。共同建ての落ち込みは、全県下で激しく市部で4割から6割の減少となっている。
高崎市は、一戸建てが2111戸で前年よりも14・2%減、共同建ては712戸で40・8%減、合計で2823戸、22・9%減となった。平成18年、19年頃はマンション建設ラッシュとなり、一戸建て・共同建て合わせた着工戸数は18年最高時の6割となっている。
減少したものの、高崎市の着工戸数は県内最多で、一戸建ての着工戸数は2千戸を維持している。人口は、21年12月末現在の住民基本台帳で37万404人、年間で1278人増加した。前橋市は34万894人、年間で509人減となっている。