新春恒例のだるま市/少林山達磨寺
(2010年1月7日)
少林山達磨寺(広瀬正史住職)で新春恒例の「少林山七草大祭だるま市」が六、七日に行われた。縁起物の高崎だるまを買い求める参拝客でにぎわい、20万人を越える人出があった。
だるま市は高崎の新春の風物詩で、六日夜から未明にかけて最高潮を迎える。境内には高崎だるまを山積みにした露天商約四十店が並び、「安くするよ」と、にぎやかな売り買いの声を響かせていた。
売れ筋は例年と同じで20センチから30センチのもので、2千円から3千円。最近は色とりどりのカラーだるまも人気だ。だるま市の夜は、毎年寒さが厳しいが、参拝客の出足はよく、高崎だるまの御利益に、不況を乗り越える願いを託していた。今年は、順路が変更され、帰路が短縮された。