世界平和の願いをこめ/感動に包まれた第九演奏会
(2009年12月24日)
高崎第九合唱団演奏会
高崎第九合唱団の演奏会が群馬音楽センターで行われた
年の瀬の恒例演奏会である高崎第九合唱団(渡辺義之団長)の第36回演奏会が19日に群馬音楽センターで行われた。
指揮は工藤俊幸、ソプラノ大山亜紀子、メゾ・ソプラノ与田朝子、テノール鈴木准、バリトン多田羅迪夫、管弦楽・群馬交響楽団。指導は、赤羽洋子さん、田村稔さん、住谷伴さん、指方容子さん。演奏曲は、ヘンデル/オラトリオ「メサイア」より“ハレルヤコーラス”、山本直純編曲/「クリスマスキャロルメドレー」、ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付」。
同団は、今年十月に六回目の海外公演をスロヴェニア共和国の首都リュブリャナで行った。今回の第九演奏会は、スロヴェニア公演記念として行われ、会場は満席となった。すばらしい演奏で来場者に感動を与え、アンコールの拍手が鳴りやまなかった。
高崎第九合唱団は、昭和49年に結成された市民合唱団で、人類の友愛と平和を祈る「第九」を通じて文化交流を行い、世界平和への貢献を掲げて活動している。
松浦市長は「世界平和の願いを込めた歌声は大きな感動を与えた。スロヴェニア公演を機に大きく飛躍してほしい」と同団の活躍に期待した。