高崎信用金庫21年度上半期決算
(2009年12月2日)
高崎信用金庫(高橋英美理事長)は、平成二十一年度上半期(四月~九月)の経営内容をこのほど発表した。
預金残高は、3998億円となり前年同期(二十年九月末)と比べ90億円増加(増加率2・30%)、貸出金は、期末残高2176億円となり、前年同期と比べ32億円増加(増加率1・48%)。
預金は、法人預金が36億円の増加、個人預金が55億円の増加となった。
貸出金は、中小企業を取り巻く経済環境が依然として厳しい状況の中、中小企業に対する金融の円滑化に積極的に取り組んだ結果、事業性貸出金が39億円の増加となった。
収益面は、債券や株式の損益が大幅に改善したことなどが主要因となり、経常利益は3億9600万円(前年同期比12億1100万円増加)、当期利益は4億5600万円(前年同期比12億円増加)となった。
業務純益については、8億8000万円(前年同期比8億6500万円増加)となり、債券の損益を控除した本来の事業活動のみの利益であるコア業務純益は、8億7000万円(前年同期比2億4600万円増加)となった。 なお、自己資本比率は、前年同期比で0・02ポイント上昇し、6・95%となった。また、金融再生法に基づく不良債権比率は、前年同期比で1・52ポイント改善し、7・54%となった。