光のページェント・まちなか志向を前面に

(2009年11月9日)

光のページェント・まちなか志向を前面に昨年の高崎駅前広場

今月21日に点灯式

「高崎光のページェント」が、十一月二十一日(土)から来年一月七日(木)まで開催される。

 今年は、高崎駅西口から高崎市役所に至るシンフォニーロードを中心に、中心商店街、高崎駅東口を回遊して楽しんでもらう。実行委員会では、JR高崎駅、駅周辺大型店、ヤマダ電機、中心商店街と協力し、まちなか開催を強く打ち出していく考え。昨年よりも規模を拡大し、イルミネーションとライトアート約30万球を飾る。

 一昨年に全国都市緑化ぐんまフェア高崎会場をまちなかで実施して以降、高崎駅からまちなかへの集客が強く意識され、より波及効果の高いイベントづくりが試みられている。昨年は、庁舎前広場の芝生養生などの理由もあり、高崎駅前広場に中心会場を移動した。時期も早め、商店街の大イベントであるえびす講の開催に点灯をあわせた。実行委員会設置のイルミネーションのほか、高崎駅西口線沿いのビルに大きな電飾が飾られ、話題となった。商店街や企業、大型店と連携し、こうした動きが広がれば、イルミネーションによる集客力も高まる。商店街のショーウインドウを飾る個店の協力なども重要だろう。

 光のページェントは、高崎シティギャラリーやシンフォニーロードの完成をきかっけに、夜のまちのにぎわいづくり、都市景観の形成を目的に、平成六年(1994)に始まり、県内におけるイルミネーション、ライトアップのさきがけとなっている。

 点灯時間は午後五時から十一時。金、土曜日は零時まで。点灯式は二十一日午後五時から高崎駅前広場。主な設置物は、シンフォニーロード=樹形イルミネーション、ピラミット型オブジェライトアップ。お堀=ライトアップ。高崎駅ペデデッキ=市民参加「光のオブジェ」。同ロータリー=ケヤキイルミネーション。城址公園周辺=大型イルミネーションタワー、ピラミット型オブジェライトアップ。イルミネーションオブジェ(トナカイ等)。ハープ公園=モミの木イルミネーション、ピラミット型オブジェライトアップ。スズラン前タブの木のライトアップなど。

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