シード権獲得が目標
(2009年10月28日)
松浦市長に箱根出場を報告する花田監督
上武大学駅伝部
二年連続で箱根駅伝出場を決めた上武大学駅伝部が、23日に松浦市長を訪問した。
同部は17日に立川市で行われた予選で3位の結果を出し、本選出場権を獲得した。目標を次大会の出場シード権を得る10位入賞を掲げ、正月2日3日の箱根路に挑むという。
花田勝彦監督は、「昨年はタスキを渡すのが精一杯だったが、今年は一段階上の目標、10位以内に入りシード権獲得を目標にして結果を出したい。早稲田大学の背中が見えてきた」と意欲を見せている。
予選の成績は昨年よりも7分縮み、目標の8位を上回る3位の結果を出した。「箱根のトップチームと互角に戦え、十分にシード権をとれる。予選に出場するのは今年で最後にしたい。選手がここまでがんばってくれるとは思わなかった。昨年の出場はまぐれだったかもしれない」と花田監督は笑顔を見せた。
松浦市長から、チーム記録で戦う予選と箱根との戦術について質問を受け、花田監督は「昨年は意識しすぎた。走力が付けば集団も個人も同じ。本番で実力を発揮できるようしっかりと仕上げたい」と答えていた。
また、上武大学からは、市民マラソンに箱根駅伝の出場選手が参加し、市民との交流を深め高崎市を盛り上げていけるよう協力したいと申し入れもあった。