学生のアイデアで活性化イベント/雷舞や昼市と相乗効果
(2009年10月22日)
子ども達の作品を展示した慈光通りに特設会場
十七、十八日に中心商店街で、高崎経済大学の学生が企画したまちづくりイベント「ハローIN高崎」が行われた。地域政策学部の伊藤亜都子ゼミの三年生十二人が中心となり、欧米のハロウィン行事にちなみ、オレンジ色のオバケかぼちゃを素材に、子ども達が楽しめるイベントを仕掛けた。慈光通りの特設会場を中心に、市街地めぐりなど家族で楽しめる企画を考えた。中心商店街に協力を求めたところ二十八店舗、十九企業が協賛し、景品などを提供してくれたと言う。
高崎駅周辺の保育園九園に参加を呼びかけて描いてもらった塗り絵を会場いっぱいに貼り、ハロウィンの雰囲気を盛り上げた。参加した保育園の子ども達が大勢来場し、集客にも成功した。実行委員長の中島あずささんは「高崎のまちを楽しんで歩いてもらうイベントを考えてきた。たくさん人が楽しそうに参加してくれるので本当にうれしい」と話している。また慈光通りでは安国寺境内で祈願祭も行われ、来場者にいなり寿司がふるまわれた。
十八日は、雷舞フェスティバル、大手前通りでは同じ高経大生の企画による昼市が行われ、イベントの相乗効果でにぎわった。