高崎市文化賞に森田氏、熊井氏
(2009年10月21日)
森田秀策氏
熊井正之氏
平成二十一年度高崎市文化賞に、郷土史家の森田秀策氏と音楽家・吹奏楽指導者の熊井正之氏が選ばれた。同賞は昭和四十七年に始まり三十八回目。
森田氏は下豊岡町、七十八歳。高崎市文化財調査委員として文化財調査に尽力。県埋蔵文化財調査事業団理事、県文化財保護審議会委員などつとめ、本市、本県の文化財調査と保護に貢献している。高崎市史編さん委員専門委員会委員長として「新編高崎市史」事業にも尽力した。
熊井氏は筑縄町、七十五歳。ファゴット奏者。海上自衛隊音楽隊を経て、昭和三十八年に群馬交響楽団に入団、平成六年退団。東京農大二高、高崎商科大附属高吹奏楽部の創設に尽力。本市のマーチング普及にも貢献した。現在市内中学校十校の巡回指導者として活躍。高崎市吹奏楽連盟理事長。元県吹奏楽連盟理事長。