「民話を語る会」ゆったりと楽しむ
(2009年10月16日)
話しの世界に引き込まれていた
七日、「民話を語る会みなみ」による「民話の語り」が開催され、豊田屋旅館に約三十人が来場した。今回で三回目。
来場者は高崎のむかしばなしや各地に伝わる民話など九話を楽しんだ。ゆったりとした空気の中、くつろぎながら語り手六人の話しに聞き入っていた。
来場者の感想はよかったという内容のものが多く、「地方文化の深さと暖かさ、豊かさを感じた。大変おもしろかった。和やかな雰囲気で楽しめた。初めて聞いたけどよかった。また、聞きに行きたい」などの声も。
中野紀子代表は「よい感想ばかりいただいて、嬉しかったが、自分のやった演目はまだまだだと思う。しかし、おもしろい話しだけではなく人間の深層心理などを突いたものが話せてよかった。演目の中に来場者とかけ合う話しもあり、今回は色々なものができてよかった」と話した。色々な人の意見を参考にし、「民話の語り」をさらに良くしていきたいと意気込みも語っていた。