地産地消推進で中心市街地に農産物直売所
(2009年9月7日)
高崎市は、地産地消によって本市農業を振興するため、中心市街地にアンテナショップとして農産物直売所を開店させる考えを示した。四日の市議会一般質問で、片貝喜一郎議員の質問に答えた。
高崎市内の各地域では、特色ある高崎ブランド農産物が生産されている。市民に高崎産農産物を知ってもらい、食べてもらうには、身近な場所で入手できるような仕組みが必要だ。直売所や人情市などのイベントを通じて販売され、最近では、大型店やスーパーでの産直コーナーで取り扱われることも多くなっている。
市では、地場産農産物のアンテナショップを中心市街地にオープンさせ、市街地の活性化と集客力向上をはかっていく考え。空き店舗対策だけではなく、中心市街地の生活環境整備にも寄与する。市街地の回遊性を高める都市観光施設として機能させていく。農産物販売だけでなく、アンテナショップを拠点に、農業体験バスツアーなどの企画も充実させていく。市では、生活交流の観点からこの事業を重視しており、市民と農業者とのネットワークを深めていきたいと考えている。
アンテナショップの具体的な開設場所については明言されなかった。