不登校の生徒クラスに一人
(2009年8月24日)
群馬県学校統計
群馬県は、平成二十一年五月一日現在の学校基本調査結果速報をこのほど発表した。
県内の小学校は344校で、児童数11万7138人、教員数7068人。中学校は178校で生徒数は5万9734人、教員数4050人。
高崎市は、吉井町も含み、小学校60校、児童数2万1311人、教員数1260人。中学校は25校、生徒数1万446人、教員数670人。
長期欠席者は県全体で小学校が720人、内訳は、病気263人、不登校334人など。不登校は全児童の0・29%。中学校が1894人で、病気168人、不登校1690人など。不登校は全生徒の2・8%で学級当たり0・87人。
高崎市の長期欠席者は小学校が86人でその内、不登校は58人。不登校は全児童の約0・27%。中学校が321人で、その内不登校は319人。不登校は全生徒の3%で学級当たり0・98人。
中学校の不登校生徒が多いのは伊勢崎市で、全生徒数6159人、不登校270人で4・38%、クラスに1・47人。藤岡市が全生徒数2167人、不登校76人で3・51%、クラスに1・21人。太田市が全生徒数6272人、不登校204人で3・25%、クラスに1・03人。
少子化のため、学年別児童生徒数は、学年によってバラツキがあるが、学齢が下がると減少する傾向にある。県平均では、小学校一年生は中学校三年生よりも7%減っている。減少が著しいのが安中市で、小一は中三よりも40%減少している。沼田市、館林市では約20%減少。増加しているのは太田市と伊勢崎市。高崎市では、小一は小六よりも5%減少している。