「かわまちづくり」計画
(2009年6月29日)
遊べる水辺づくり・市街地活性化もねらう
国土交通省と高崎市は、同省の「かわまちづくり支援制度」の認定を受け、高松立体周辺の和田橋から聖石橋区間の烏川水辺の公園整備「高松地区かわまちづくり」計画を行う。
高松地区かわまちづくりは、高崎市の烏川緑地計画、緑の基本計画の重点地域として、国道17号高松立体事業に伴う切り回し道路の跡地を親水公園として整備するもの。身近な水辺として河川にふれあい、水辺環境への関心を高めてもらう。また城址地域から連続した公園として位置づけ、中心市街地の活性化にも貢献する。
和田橋から聖石橋まで、歩道を整備するほか、子ども達が魚類の観察をする水辺や、オープンカフェを開くイベントスペースなどが設けられる。また、かつて烏川にボート乗り場があったことから、ラフティングなどボート遊びができるよう計画が考えられている。
「かわまちづくり支援制度」は国交省が今年度に創設し、5月に全国で67件が認定を受けた。市民、市、河川管理者が一体となり、良好な河畔空間創出とまちづくりに取り組む。平成22年度に着手し、24年度に完成予定。事業費は7億2400万円。